基礎代謝を上げるツボ

基礎代謝について今回は考えてみようと思います。基礎代謝は特に何かの運動をしない状態でも生命を維持するために最低限の動きが身体の中で起こっているのですが、そのエネルギーを意味します。

具体的には体温を維持したり呼吸するなどの働きに消費されるエネルギー量です。

最近の体重計・体組成計では、この基礎代謝を表示してくれる機能があるものも増えています。

しかし、この場合に表示される基礎代謝量は身長、体重、年代や性別などの情報に基づく一定の係数を使って計算したものです。

つまり、この基礎代謝は「あなたの」基礎代謝とは限りません。あなたの条件に近い標準的な数字と捉えるのが正解なのです。

実際の「あなたの」基礎代謝量を測定するのはそれほどやさしいことではないようです。

さて、この基礎代謝ですが高い方が良いのか低い方が良いのかというところがまず気になるでしょう。

これは、高い方が良いと言われています。特別なことをせずにエネルギーを消費してくれるからです。

ダイエットの面から考えると基礎代謝を上げるツボを掴んでしまえば、どんどんエネルギー消費してくれるわけですから大切なことだと考えた方が良いでしょう。

食事に注意する

一番簡単なのは食事の際に噛む回数を増やすことで代謝量が増えることがわかっているそうです。

徐々に太りにくい体質になると同時に噛むと言う動作だけでも消費エネルギーは増加することになるからでしょう。

食事の内容としてはタンパク質を積極的に摂取するのが良いと言われています。

白身の魚や鶏肉のささみなど脂肪分の少ない食材を多く摂取すべきとは言われていますが、必ずしも毎食これらを食べることは難しいかもしれません。

納豆などの大豆製品を大いに利用するのも悪くないでしょう。

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タンパク質は筋肉を発達させるという意味では間違いなく重要なポイントであることは確かなようですから、何らかのタンパク質の摂取は心がけた方が良いでしょう。

また、緑茶に含まれているカテキン成分は、エネルギーを燃焼する効果が高いともよく言われていますから頻繁に飲む習慣をつけることも大切でしょう。

お茶の産地は全国各地にありますが安全性の高い緑茶生産地のものを選んだ方が良いのではないかと思います。

以前であれば、運動第一、根性で痩せるといった風潮が強かったのですが現代では内臓の働きを活発化させる方が大切だとの考え方も増えてきています。

場合によっては、内臓の機能をアップさせるためにサプリメントを上手に利用してみるのもひとつの方法になるかもしれません。

例えば、オルチニン、タウリン、クルクミンなどといった成分が効果的とも言われているようです。

しっかりと運動する

食事の前に少しでも運動しておくことも幾分かの効果があると言われています。

そうなるとプールウォーキングも食事前に実行する方が良いと言うことになりますが、これを第一優先事項にしてしまうと生活のリズムを崩してしまうようであれば本末転倒ですから気を付けましょう。

筋肉トレーニングを毎日の生活の中に少しずつ取り入れてみるのも良いかもしれません。ポイントになるのは「毎に」という継続性です。

ですから、最初から難しいトレーニングを組んでも長続きしないでしょう。

日頃は余り運動していない人は、比較的軽い筋トレから少しずつ始めた方が良いのではないでしょうか。例えば、スクワットや腹筋運動などです。

スクワットであれば大きな筋肉を使うので効果も大きいでしょうし、腹筋であればお腹周りをすっきりとさせる効果もあるでしょうからおすすめできます。

ここの運動の具体的な取り組み方に関しては、今後説明していきたいと思います。

こうした運動から遠ざかっていた人にとっては最初はキツイでしょうから、無理のないところから少しずつ始めてみましょう。

短時間で息切れするような運動を考えてみると良いのかもしれません。

いかがでしたでしょうか。基礎代謝を上げるツボのようなものが少しは見えてきたのではないでしょうか。

どうして運動が生活に必要になったのか

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我々の健康を取り巻く環境は日々変化しているといっても過言ではないでしょう。

運動の中でも移動手段というものは非常に様変わりしてきました。

自動車や電車が発達し、ビルではエレベーターやエスカレーターが当たり前になり息が上がるほどの強い運動をする機会は格段に減りました。

目的地へ着くにはそれほど苦労がなくなったわけです。労働の内容も大きく変化しました。

重労働だった仕事や家事も機械化の恩恵を受けて、生活水準の変化に伴ってずいぶんと楽なものになってきました。

こうしたことで作業効率はアップして人々が自由に使える時間が増えたことは、ある意味で喜ばしいことだと言っても良いでしょう。

その一方で、身体を動かすという面から考えると自分から積極的に運動する習慣を身に着けていない人にとっては必要最小限な運動さえ行うことがなくなって、さらに加齢がそれに追い打ちをかけて心肺機能や下半身の筋力低下を招いていることも確かでしょう。

生活習慣病と言えば、運動と大きく関連して生活習慣のバランスが崩れることに起因していると言われています。

この問題を改善するには、適切な運動を行うことが欠かせないことはもう皆さんの常識になっていることでしょう。

運動と栄養と休養のバランスをきちんと保つことで高齢者社会になっても自立した生活を送ることができるというわけです。

しかし、現代では運動ばかりではなく特に意識しないうちに仕事や勉強でのストレスや環境の変化、朝食抜きの生活、高カロリーな食品の摂取といった栄養面の変化も大きな問題になっています。

こうした時代だからこそ、健康に関する知識を身に着けて実際の行動を起こすことが必要になってきています。

良い面を見ると現代の日本人は、必要な情報の提供や地域のサービスも充実してきていて運動を生活に取り入れる環境は充実してきているとも言えるでしょう。

歩くという単純な運動にさまざまなアレンジを加えて実行することは現代の環境を活かす大きな方法のひとつであることは確かです。

プールの中で水中ウォーキングすることもポールを使ってノルディックウォーキングすることも自宅で簡単な踏み台昇降をすることも基本的には「歩く」という運動の範疇に含まれるでしょう。

ただ「歩く」だけではダメなのか

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こうして書いていくと必ず、「ただ歩くだけでは効果がないのか」という質問にぶつかることがあります。

答えとしては、「ただ歩くだけでもそれなりの効果はありますよ」というものになるでしょう。

しかし、それだけでは心肺機能に関してはある程度の効果が期待できるのですが筋力の面から見れば不十分だという報告があります。

確かに、ノルディックウォーキングの場合は普通のウォーキングでは6割しか使わない筋肉を9割まで使うようになるという話を以前しました。

また、最近は筋力ばかりではなくバランス感覚も日常生活を送る上で大切な要素だと指摘されています。

そこで生まれてきたのが「エクササイズ」という言葉であり、概念です。

水中で行ういわゆる「アクアビクス」もそれに該当するでしょうし、ノルディックウォーキングで使用するポールを使ったエクササイズも最近は注目されてきています。

健康づくりのプログラムは各自治体を中心にして以前よりも格段に増えてきています。

どんなものでも構いませんから何かの運動プログラムを見つけ出してチャレンジしてみることは健康な長寿社会で生き抜くためには有効な方法の一つと言えるでしょう。

各自治体ではこうしたプログラムを広報誌などで紹介していると思いますので一度探してみてはいかがでしょうか。

長寿社会になっても自分の思うように活動できないのであれば、非常に残念なことではないかと思います。

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