踏み台昇降を繰り返すと心拍は
踏み台昇降を休憩を挟みながら繰り返すと心拍数が変化するのかどうかを確認してみました。
結論としては、それほど大きな変化は見られないということになりました。全体の消費カロリーは1253kcalになりました。
テストした条件
踏み台の高さは20cmでリズムは60bpmでテストしました。テストは30分間継続して5分間休憩するというものを1サイクルとして5回実行しました。
単純にこれだけで2時間半の時間も運動したことになります。休憩時間を挟んでいるので当日はプールウォーキングは休みました。
テストの結果
テストの結果をまとめる際には、それぞれの回の最初の6分間は心拍数が急激に増える時間帯でありバラツキの大きな状況なので集計する際には除きました。
つまり、実際の集計は次の時間帯のものです。
1.00:06~00:30
2.00:41~01:05
3.01:16~01:40
4.01:51~02:15
5.02:26~02:50
POLARのデータが下のグラフです。
テストデータの解釈
初回だけは6分経過してもまだ安定した心拍数には達していませんでしたが、他の回はほぼ同じ結果です。
各回の平均心拍数は、順に108,114,112,113,112と初回を除けば±1に納まっていて気味が悪いほど安定しています。
心拍数に疲労の影響が現れるかと考えていましたが、必ずしも今回のデータではそうとも言えないようです。
心拍ゾーンの割合をグラフ化したものを下に載せておきます。初回でレベル2が多いのは先ほど書いたように運動開始6分後でも心拍数がまだ安定していないためです。
2回目だけがレベル3が多いのは、心拍数114がレベルの境界線なので、他と比べてその付近に値がわずかに多くなっているためでしょう。
非常にクリティカルなエリアに心拍数が集中しているためと解釈できるでしょう。
気になるのは以前同じ条件で測定した時よりもレベル2とレベル3の割合が逆転していることです。今回の方が全体的に低くなっています。
その点を突き詰めていくには、今回のように5回連続して測定することのほかに毎日1回ずつでも測定して平均値のばらつき幅を確認しなおす必要がありそうです。
20cmの高さで60bpmが必ずしも最適な運動条件ではない可能性も出てきたわけです。
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もともと、踏み台昇降は汗がダラダラ流れる上に単調な運動で好きとは言えませんが基礎データとしてもう少し測定を続けていこうと思います。
運動の仕方に問題があるのかもしれません。
右足上げ→左足上げ→右足下げ→左足下げと当初の頃はやっていたのですが、今回は1回終わるごとに最初に上げる足を逆にしています。
これだけで身体にかかる負荷が均一化されているのかもしれません。
踏み台昇降の取り得は自宅でできて疲れたら人目も気にせずすぐに休めることです。簡単に出来ますからまだ続ける意欲も多少残っているのです。
踏み台昇降での心拍数の再現性
毎朝の運動として踏み台昇降をすることでその日または一定時間内の心拍数の状態が予想できれば、その日の運動の組み合わせ方の役に立つのではないかと思いました。
特に踏み台昇降を選んだのは、実に単純な運動で踏み台の高さと運動のリズムを決めれば運動量がある程度一定にできるためです。
他の運動はこうはいきません。ノルディックウォーキングならば天候の影響や交通状況などの影響は避けられません。
プールウォーキングでも歩き方の微妙な違い、例えば歩幅などで心拍数は大きく違ってくるわけです。
そこで、毎日踏み台昇降を繰り返してみてその傾向を掴もうとしました。
踏み台昇降の条件
踏み台昇降の条件としては、踏み台の高さ20cm、リズムは60bpmつまり1分間に15回の踏み台昇降を行うわけです。
以前は、どちらの足から踏み台に乗るのかまでは考えていませんでした。
しかし、これも運動量を左右する要素になりうるのかと考えてからは、右足から上げた1サイクルの次は左足を上げるというように左右交互に始めることにしました。
運動の時間は1回目として30分間行ってから5分の休憩をはさんでさらに2回目の30分間としました。
実際のデータとしてはそれぞれの回の最初の6分は測定値から外しました。それは、急激に心拍数が上がるタイムゾーンなので非常に不安定だからです。
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ある程度一定になってきてからの平均値の方が実状をより正確に把握できるのではないかと考えたわけです。
つまり、運動開始から6分後~30分後を1回目として、41分後~65分後を2回目のデータとしたのです。
測定途中で短時間に急速に心拍数が減少して再び元の心拍数に戻ることがたびたびありますが、これは誤差の範囲として無視しました。
測定の結果
日付 | 1回目 | 2回目 | 差分 |
11月25日 | 110 | 111 |
1 |
11月25日 | 117 | 116 | 0 |
11月26日 | 117 | 117 | 0 |
11月27日 | 126 | 126 | 0 |
11月28日 | 120 | 119 |
-1 |
11月28日 | 120 | 118 | -2 |
11月29日 | 116 | 116 | 0 |
11月30日 | 112 | 112 | 0 |
11月30日 | 114 | 112 | -2 |
12月1日 | 108 | 109 | 1 |
12月2日 | 112 | 110 | -2 |
12月3日 | 114 | 113 |
-1 |
12月4日 | 106 | 108 | 2 |
12月5日 | 109 | 107 | -1 |
12月6日 | 108 | 107 | -1 |
平均 | 114 | 113 | |
偏差 | 5 | 5 | |
最大 | 126 | 126 | |
最小 | 106 | 107 |
同一の運動をしたはずなのに心拍数の日ごとの差は20もあります。それに対して1回目と2回目の差は同一の運動でプラスマイナス2しかありません。
これから考えられること
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この結果から言えるのは、心拍数は同一の運動を行ったとしても20もの大きな違いがあるということです。
さらに、30分の運動は2回行わなくても1回だけでほぼその日(その時間帯)の基礎の数字なるということです。
これまでのテストの中で11月27日だけが他よりも極端に高い心拍数になっています。
そして、この日は午後から新しいプールの体験を受けに行った日なのですが、運動前の心拍数が120よりも落ちなかったことを記憶しています。
運動をしない安静状態に近い心拍数がこのように暴れていると肝心のプールウォーキングで歩き方で心拍数をコントロールすることは大変難しいことに気づきました。
これからは、更にデータ採取を続けてより安定した基準となる運動と心拍数の関係を突き止めないと心拍トレーニングを正しく行えないのではないかと考えています。
心拍センサーの電池交換
ところで、突然心拍計の画面に「センサー電池少」と表示されてしまいました。まだ、購入してから日も浅いというのにどういうことでしょう。
心拍計本体の電池交換は技術を要するのでメーカーに依頼した方が確かなのですが、センサーの電池交換は何とか自分でできそうです。
そこで、ボタン電池(CR2025)と電池取り出し用にコインを用意しました。
コインを使って裏ぶたを反時計方向に回せばセンサーの蓋が取り外しできます。けっこうしっかりとはまっていて開ける際にも手ごたえがあります。
元の電池は蓋の側にパッキンのゴムに包まれて入っていました。これを取り出すのが一苦労です。
パッキンのゴムを傷めてしまえば水が入り込む危険性が出てきますので最新の注意が必要です。
結局、爪を使って外すことはできなくてピンセットで何とか取り出せました。かなり注意深く実行しないと危険です。
今回の電池交換の件は、そもそも最初から電池が消耗していたのか、それとも電池の消耗がかなり早いのか見当がつきません。どちらにしても嬉しいことではないですね。
電池の寿命が確認されました
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POLARの心拍センサーH7の電池寿命が確認されましたので覚え書きとして記述しておきます。ここからは追記です。
「センサー電池少」という文字が思ったよりも早く表示されました。前回の交換より24日目で再び電池切れです。
使用する電池CR2025の価格相場は220円くらいですから1日につきおよそ10円の消耗費が発生することになります。意外とあっけない結果です。
その上、センサーの電池が少なくなってから2度使用した時点で、本体にハートマークのセンサー認識の表示がなくなりました。
事実上、センサー無しでの使用を余儀なくされるわけですが、この状態でも運動した時間と消費カロリーだけは記録に残せます。
電池の交換作業自体は前回苦労しているので、その分スムーズに出来ました。結構、構って欲しがるセンサーです。
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