プールに入ってから歩き出す前にこれだけはしたい
プールに入る前のストレッチを中心とした準備運動はもちろん必要ですが、プールに入ってからいきなり歩き出すということは必要はありません。
その場でできる運動で身体を水に慣らしましょう。それから歩きはじめても遅くはありません。
周囲の人の中にはまともに準備運動さえせずに泳いだり歩いたりする人がいることは確かです。
しかし、ある程度の時間は色々な筋肉を使うことになるプールウォーキングですからどれも欠かせないことです。
まずはその場でジャンプ
身体から余分な力を抜いて水中で軽くジャンプしてみましょう。水から受ける浮力や抵抗を具体的に実感できるでしょう。
気持ちをリラックスさせる意味でも役に立つ方法です。地上でジャンプするのとどれくらい違うのかを確かめておきましょう。
念には念を。もう一度、ふくらはぎのストレッチ
プールに入る前に一度ふくらはぎのストレッチをしているはずですが、念のため水中でも行いましょう。
プールの壁に向かった状態で一方の足を後ろに引いた状態でストレッチします。プールの縁につかまっても構いません。
水中でこれを実行しようとすると身体が水の浮力でどうしても浮いてしまいがちです。
はじめのうちはきちんとストレッチを入れるのが難しいかもしれませんが、そのうちに慣れてくるでしょう。
股関節のストレッチ
プールの壁に向かって立ち、片足をプールサイドまで引き上げて水中から出すことで股関節のストレッチができます。
かなりきついなと感じる人は壁の側面まで足を上げる状態でも構いません。交互に足を代えてやってみてください。
片足立ちで太ももを前で抱えてみる
プールサイドを背にして、片足立ちでもう一方の足の太ももを持ち上げましょう。この状態で足首を回して準備運動とします。
6~8回回したら、今度は逆回転で同じことをします。
カカトの上げ下げ
水中でカカトの上げ下げのストレッチも取り入れてみましょう。つま先立ちの状態を作ればふくらはぎを鍛える効果が生まれます。
この時に、足指全てで体重を支えたり母指球だけで支えたりします。
反対につま先を上げる状態を作れば脛の筋肉を鍛える運動になります。小指も含めてすべての指を浮かせた状態を作りましょう。
ポイントになるのは、どちらもお尻を引き締めておく意識を持って行うことです。この運動に慣れてきたらウォーキングに移っても構いません。
土踏まずのマッサージ
前述の太ももを抱えての運動が終わったら、脚を下ろさずに土踏まずの部分を指先でマッサージしておきましょう。
ウォーキング中に土踏まずがつることもあるそうです。マッサージでそれを防げるのかどうかという疑問の声もありますが、やらないよりもやった方が良いでしょう。
頻繁に足の裏側がつったり、ふくらはぎがつったりする人は運動だけではなくミネラル分を摂取することで効果があると言う説もあります。
実際にプールで歩いている人の中に足がつってしまうような人はどれ位いるのでしょうか。
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経験豊富なプール監視員の人に話を聞いてみましたが、そうした例はほとんど記憶にないという話でしたので過度に心配する必要はないかとは思います。
その場でわかる正しいウォーキングができるかどうか
正しいウォーキングができるかどうかは、歩き出す前にある程度予想できると言う話をききました。
やり方は簡単で目をつぶってからその場で20回ほど足踏みをしてみるということです。
これで、どちらか一方に回転しているようであれば正しい歩き方ができていない可能性があります。
身体の左右が均一に動いていないのかもしれません。自分の姿勢が正しいのか鏡などで確認してみましょう。
左右どちらかの肩が上がっている場合は、縮んでいる肩のストレッチや伸びている側の筋肉を付ける運動をした方が良いでしょう。
準備運動のまとめ
こうした運動は、歩いている他の人の迷惑にならないようにタイミングを見計らってプールの端で実行するようにしましょう。
歩き始めてプールの途中で気がついてそこで始めるようなことは周囲の人に迷惑になります。
プールウォーキングでは、痩せたいところを意識すること、気持ちを歩くことに集中させることがダイエット効果を高めてくれます。
精神的な部分も「準備」しておくようにしましょう。高い意欲を持って歩かなければ、いかにプールウォーキングが効果が高いと言っても限界があります。
仲間と話をしながら一緒に歩くことは必ずしも悪いことではありませんが、減量すると言う意味では避けた方が効率的なことを理解しておいてください。
本格的に歩き始める前にウォームアップになる運動も重要な役割を持っています。
歩きはじめはスローテンポにしてある程度心拍数が上がってから本番に移行するのが良いとされています。
時間にすると15分から30分はウォームアップの時間帯に費やすべきだとの考え方もあるのです。しかし、なかなかそこまでの時間を確保するのは難しいですね。
例えば、30分間しかプールに入っている時間が取れないとしましょう。忙しい時にはそうした条件の時もあると予想されます。
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その場合でも、15分間のウォームアップと同じく15分間のクールダウンをした方が良いとの理論もあります。
そうなると、本格的に歩く時間は全くないことになります。それでも、身体の安全を考慮すればそうした方が良いとの意見も確かにあるのです。
これを順守するかどうかは自分の判断次第ですが、石橋を叩いて渡るタイプの方は実行してみてはいかがでしょうか。
もっとも、石橋を叩きすぎて壊してしまうことの無いように祈りますが。
準備運動をしっかりとすることでふくらはぎのこむら返りを防げるとの説もありますが、どうやら私には当てはまらないようです。
準備運動してもこむら返りをおこすことはありますから。
何が正しいのか、何が自分に当てはまるのかは結局のところ自分で判断するしかありません。いくら熱心に準備時間をとっても心臓まひで死んでしまう人もいるのは事実です。
プールには監視員の人が常時いますが、自分がおぼれてしまった時に本当に助け出してもらえるのかはわかりません。
運が良ければ助かるでしょうが、運がなければそれまでです。
日本の社会には、誰かが必ず責任を取ってくれるのではないかという考え方が根強いですが、もっと自己責任の部分を増やしてその分自由度の高い社会であっても良いように思える時もあります。
管理社会が息苦しいと感じているのは私だけでしょうか。
プールの後もストレッチ
プールに入る前のストレッチも大切ですが、ウォーキングが終わった後もストレッチした方が間違いなく身体に良いです。
ウォーキングすることで筋肉は収縮した状態になっていて硬くなっています。
そのため、トレーニングした後でストレッチすることで筋肉を伸ばして元の状態に戻してやると良いわけです。
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トレーニング後にストレッチする効果としては、深い眠りに入れると言った具体的な効果が期待できます。
プールウォーキングした後でジャグジーなどを利用して身体を休めながらストレッチすると効果があるでしょう。
もしそういった時間が取れないのであれば、自宅に戻ってからお風呂でじっくりと身体を伸ばすのでも構いません。
筋肉が緩んで深い気持ちの良い睡眠に入れるでしょう。
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