覚えておきたいプールウォーキングのマナー

知っておかなければ他人に迷惑のなる行為もあります。

覚えておきたいプールウォーキングのマナーを説明しておきましょう。

プールによってはそろほど厳格でないところもあるようですが、できるだけ守るようにしましょう。


プールに入る前にシャワー

プールの出入り口にシャワーが設置されているところが多いようです。これは、汚れなどをプールに持ち込まないための措置だと思います。

入口にセンサーがあり自動的にシャワーを浴びる方式と自分でスイッチを入れる方式があります。

前者の場合、持ち込もうとしているバスタオルや飲み物も水を浴びる可能性がありますので用心しましょう。

汚れを持ち込まないと言う意味では、お化粧も落としてからにする必要がありますし、長髪の人はキャップの中に髪の毛をまとめて押し込んでおくことも必要です。

でも、時々男の自分から見ても絶対に化粧しているとわかる女性も交じっています。誰も注意しないので実質的に黙認されているということでしょうか。

最近は女性に限らず男性でもお化粧している人が増えてきていると言います。

また、水泳をせずにプールウォーキングだけする人であれば水を汚すことが少ないのでそのままでも構わないと言う考え方もあるのは事実です。

もちろん、水泳用のレーンが隣にあれば水しぶきをかけられることがありますから、全く化粧が落ちないと言うことはないでしょうが。

女性の場合は、それでなくても水着の着替えやトイレなどは男性よりも時間がかかるでしょう。

その上、プールから出てからお化粧を直すのはかなり面倒だと感じている人も少なくないでしょう。

判断は難しいところですね。

病気の人は入らない

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感染症に罹っている時や、伝染性の皮膚病に罹っているのであれば、他人にうつさないようにプールの利用は控えましょう。

感染症ならば自分自身の身体にもプールウォーキングで無理がかかりますから、完治するまで中止するようにすべきでしょう。

前の人を無理に追い越さないコツを伝授

プールのレーンではパーソナル・スペースを維持することを意識しましょう。

パーソナル・スペースとは社会心理学の用語で他者との距離が縮まり過ぎると不快に感じる心理です。

この距離は、親子や夫婦などは近くなり友人、会社の上司といった順に距離を長く保ちたくなるものです。

全くの見知らぬ人であればその距離はできるだけ離れている方が居心地が良いということです。

エレベーターの中で見知らぬ者同士が居心地が悪く落ち着かなくなるのはこのためと言われています。

プールウォーキングの場合は、一つのレーンを右側通行で往復歩くルールであることが多いでしょうが、向かい側からくる人とは当然すれ違う際に一番近くなります。

これは、避けようもないことですが向かい側から来れば事前にわかるので心理的な負担は軽くなるでしょう。

問題になるのは、同じ側を歩いている前後の人との距離関係です。

人それぞれに歩くスピードは違いますから前の人に追いついてしまうケースも出てくるわけです。

逆に、後ろから追いつかれて何となく気配を感じて落ち着かない気分になることもあるでしょう。

周囲の皆さんや私の個人的な経験からは、できれば3mは前や後ろの人と離れていたいという感覚があります。

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この距離感は性別や年代でも違うでしょうし、仲間同士で2,3人で歩いている場合にはもっと近い距離になります。

さて、前の人に自分が追いついて距離が近すぎる場合には3つの選択肢があります。

第1に自分のスピードをあえて落として前方の人に近づきすぎないようにすることです。

しかし、これでは運動量の観点からも望ましい状況とは言えないでしょう。ストレスも溜まります。

第2に前方を歩いている人を左側から追い越すと言う方法があります。この場合、追い越された人の中には不快に感じる人が出てくることは確かでしょう。

さらに、左側にはみ出したタイミングでセンターラインの向こう側からくる人と接触してしまう可能性があります。

これは、絶対に避けたいところです。明らかにその人に迷惑をかけるでしょう。

第3の方法は自分がその列から離れて向かい側(左側)に移って、Uターンすることです。私がお勧めしたいのはこの方法です。

実際にはUターンしようとするタイミングで向かい側から人が歩いてくるようですとこれは出来ません。

u-turn

それを可能にするためには常に周囲の人の歩くスピードをある程度把握しておいて、安全なタイミングを見つける意識を持たなければできません。

常に気を使って歩くのがどうしても嫌なら、第1の選択肢を採用してください。

第2の選択肢だけは絶対に避けるべきだと思います。

厄介なのは、老人に多い2,3人のグループでプールの中を漂っている連中です。彼らは仲間意識が強い反面、見知らぬ人には冷酷な傾向があります。

こうした人々にはできるだけ係ることなくプールウォーキングが出来れば一番ですが、公営プールですと老人が料金面で優遇されているケースが多いので難しいところがあるのは確かです。

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その点では、民間のジムであれば「運動しよう」と言う意識のと強い人が集まっているので問題は少なくなるでしょう。

この他にも、プールでウォーキングする際に必要なマナーとかエチケットはいくつかあります。

また、別な機会に続きを紹介されていただくことにしましょう。

自分がプールで正しいマナーができているのかを見直すことも必要です。

「覚えておきたいプールウォーキングのマナー」と一緒に考えてみましょう。

基本的には一般常識で対処可能なものが多いことに気が付くでしょう。


飛び込み禁止が多い

飛び込み禁止にしているプールが多いことは確かです。公式に認定を受けたプール施設であれば、飛び込み台も設置されていて競泳競技も可能でしょうが、そのレベルにある施設はほんの一部です。

飛び込みを禁止しているのは、深さがそれほどないプールのレーンもあることが影響しているのかもしれませんし、飛び込む時の周囲に与える衝撃も大きいためかもしれません。

飛び込み以外に潜水も禁止しているプールもあります。

こうした禁止項目は主に泳ぐ人向けのもので歩く人には関係ないとも言えますが、理解だけはしておいた方が良いのではないでしょうか。

見知らぬ人でも挨拶する?

見知らぬ人でも挨拶する必要があるのかどうかは、意見の分かれるところかもしれません。

2週間も通っていると自然と見た記憶のある人と何度も会う機会が出てきます。

少なくとも、相手から挨拶された場合には自分も挨拶を返す方が波風が立たずに楽しいプールウォーキングが出来るような気がします。

こうした事柄は決して強制されて行う事項ではないので、基本的には自分の判断だと考えて良いでしょう。

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軽く挨拶を返すくらいの間柄になっておくと、プールやプールウォーキングに関する様々な考え方や情報が乳出来るようになります。

また、自分が何か失敗した時にでも笑って済ませてもらえます。例えば、何か忘れ物をした時に届けてくれたりするものです。

体育会系の人は大きな声で挨拶してくれますし、目礼程度の挨拶に留めている人もいます。お互いの運動に妨げを生まないように考えれば、答えはある程度絞られてくるでしょう。

洗面所でしてはいけないこと

洗面所でしてはいけないことの中には普通に考えればわかることがたくさんあります。

白髪染めや髭剃りなどは禁止だと考えた方が間違いありません。

プールの洗面所で行うことかどうかを考えれば済みます。

しかし、「白髪染めをしている人を見つけたら連絡してください」と書かれているところから考えれば実行している人がいると言うことでしょう。

更衣室の床を水で濡らしたら、自分で拭く必要もあります。こうしたことは自分だけの問題ではありません。

滑ってしまう人も出てくるでしょうし、濡れた感触を嫌う人もいるでしょう。

何より、モップで自分の周囲を拭いていたら小学生の子供がその真似をしてモップを使うのを目撃しました。

大人の行動はいつも子供の目にさらされているのだなと痛感しました。子供も利用する機会が多いプールですから気を引き締めて行動しましょう。

脱水機の利用方法

これまで数か所のプール施設を利用もしくは見学してきましたが、簡易型の脱水機が更衣室に設置されているプールもありました。

脱水機と言っても水着専用のタイプですからシャワー室で洗濯したものを持ち込んで入れるのは普通に考えてご法度です。

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注意書きがあるくらいですので、水着以外のものを入れて回転層の外側に飛ばしてしまうひともいるようです。

ロッカーの利用

私がメインに使用しているプール施設の場合、更衣室にあるロッカーの利用には毎回50円が必要になります。

月に20回も来れば1000円ですから金銭的には支払いたくない気持ちがあることは確かです。

しかし、ロッカーを使用してくださいとの注意書きもあるので貴重品もあるので素直に使っています。

仮に、椅子の下やロッカーの上にバッグを置いているとしても実際に持ち去ろうと考える人は少ないようですが、盗難事件は実際に発生しています。

盗難にあっても文句を言わない覚悟があれば使用しなくても構わないのかもしれません。

ロッカーに入れていない持ち物を強制的に施設側がどこかに持っていくということもありませんので、どう考えるかは自分次第でしょう。

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