プールウォーキングで筋肉を鍛える(39日目)

プールウォーキングで筋肉を鍛える方法について調べてみました。学術論文として発表されている情報の中には、日頃私たちが目にすることの少ない有益なものが隠れているものです。

今回は、足の筋肉に注目してシミュレーション解析した内容を紹介しておきます。

以下に引用しておきます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/swex/11/1/11_1_24/_article/-char/ja/
本研究では,水中ウォーキングにおける力学的な身体負荷をシミュレーションにより解明することを試みた.すなわち,流体力を考慮した力学的身体負荷を解析可能なシミュレーションモデルを開発し,力学的身体負荷(関節トルク,関節間力,筋力)を求めた.その結果,水中ウォーキングは関節へ大きな負担をかけずに積極的に膝屈筋・股伸筋を使うため,リハビリテーションに適した運動であることを示した.さらに本モデルの応用例として,筋力強化に最適な歩行フォームを求め,その効果を被験者実験により確認した.

ここで注目すべきなのは「筋力強化に最適な歩行フォーム」とはいったいどんなものなのかという点ではないでしょうか。

どうやって水中で歩けば筋力強化につながるのか気になるところですよね。結論として2種類の足の使い方が有効だと報告されています。

一つ目は、股関節を曲げて太ももから大きく足を上げてから膝の関節を自然に曲げた状態から最後に太ももとひざ下を一直線にして振り下ろす歩き方です。

この足の使い方はノルディックウォーキングと共通するところが大きいように感じます。

科学的な分析と実際に利用されている運動とは似たような結果に落ち着くものだと思いました。

二つ目は、膝関節を曲げないで股関節から一直線に足を振り上げてそのまま自然に振り下ろして前進するウォーキングのフォームです。

どちらもハムストリングを有効に活用する歩き方だと言えるでしょう。ハムストリングとは太もものうち後方にある筋肉群を意味します。

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身体の中では大きな筋肉のひとつでもありますから、ここを強化できれば身体的な強度も自然に増加させることができるのでしょう。

スポーツ科学の世界ではさまざまな研究がされているようです。なかなか一般に知られることの少ない情報ですので、機会を見てまた何か調べてみようかと思っています。

さて、いろいろな歩き方をするうちにそれぞれの運動の強度がどの程度のものでダイエット効果とどう結びつくのかを知りたい気持ちが湧いてきました。

今のままでは、歩いた時間と体重、体脂肪率の関係しかわかりません。

そこで、心拍数を計測することで運動(歩き方)の強度を評価できないかと考えてプール施設の人に相談してみたのですが、公的な施設であるために持ち込みは不可と言われてしまいました。

民営のジム・プールでは許可してくれるかもしれないといわれましたが、これは躊躇してしまいます。

確かに見つけることは不可能ではありません。でも、かなり苦労することは私の経験では確かです。プール探しの詳細に関しては別な機会にでも書いておきます。

今では腕時計型の心拍計も一般に販売されているのでそれを購入しようかと考えていましたが、別な方法を模索するしかないようです。

この点に関しても心拍計の調査を行いましたのでその結果をご報告したいと思います。

私の場合は、平常時でも心拍数は1分間に100~120程度と非常に多いのです。医学的には頻脈と呼ばれるそうですが。

アスリートクラスの選手ならば60、そうでない一般人でも多くても80程度ということでしたので、異常事態を早期に感知するためにも心拍計の利用を何とかできないかと今も諦めてはいません。

プールウォーキングで筋肉を鍛えることが可能なのかという点を少し考えてみました。これは、不可能ではありません。

しかし、時間がかかることも確かです。本当に特定の筋肉(例えば腹筋や腕の筋肉)を鍛えたいのであれば筋トレなどが必要になってくるでしょう。

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しかし、あくまでもナチュラルに筋肉を付けたいというレベルであればプールでのウォーキングでもできます。

このサイトをご覧の方は、筋肉を付けることが主目的ではなくどちらかと言えば痩せたいという希望をお持ちの方が多いでしょうからプールウォーキングで十分だと思います。

脚痩せなどのスリムなボディ作りを目指している方には丁度良いと思われます。

基本的にふくらはぎや太ももを中心とした下半身であれば努力次第でどんどん脂肪分が減って筋肉が増えるでしょう。

水の中を前進するということは水から大きな抵抗を受けることになります。これに逆らってスピードアップして歩けば確実に筋肉は鍛えられます。

いくら早く歩こうとしても普段から余程鍛えていなければ早く歩くことは容易いことではありません。

プールに来ている人の中には驚くほど速足の人もいることは確かです。ですが、そうそう滅多にはお目にかかれません。

歩き方のバリエーションは陸上では考えられないほどたくさんあります。これを組み合わせることで自分にとっての最適なボディ作りも夢ではないでしょう。

歩き方のバリエーションに関しては別な記事をご覧になればお分かりいただけるでしょう。

筋肉の種類については、瞬発力を鍛えるという速筋に関しては難しいでしょうが、持久力と鍛える遅筋に関しては有酸素運動の代表選手のひとりであるプールウォーキングはもってこいと言っても構わないでしょう。

さて、39日目を経過した時点の体重ですが前回の報告よりも200g少ない68.7kgでした。

大きく減少したわけではありませんが悪い傾向ではありませんので安堵した次第です。

昨日は、プール利用券(1か月)の更新日でした。まだまだ時間を見つけて痩せたいと思っていますので今回も購入しました。

やはり、ある程度長く続けないとダイエットは成功しないものですね。そして、そのためには無理のない負担の少ない方法でないと難しいものだと改めて感じました。

最初は苦労だと感じる部分もあるでしょう。しかし、人間は環境に意外に簡単に順応できます。

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苦しいとか努力があるなと感じていた部分も繰り返しトレーニングしているといつの間にか慣れてしまうものです。

周囲が思うほどつらくないということはたくさんあります。ルーチンワークのレベルになってしまえば結構なことに人間は耐えられるものだと私は思っています。

逆に一度慣れてしまえば、その習慣を続けることの方が楽だと感じるものではないでしょうか。楽だと思います。何も考えることなく繰り返しの毎日を送ることの方が。

努力を続けることよりも最初の一歩を踏み出すことの方がストレスが大きくてなかなかできないものではないでしょうか。

この場合は、何かしら考えないとスタートすることが難しいからです。

私の経験の中では例えば、受験勉強などもそうだと思いますし、仕事であっても深夜まで続くひどい残業も1週間続けばある程度は身体が慣れてくるものです。睡眠不足にも耐えられるようになります。

ダイエットの努力も一度始めてしまえば身体が不思議と慣れてくるもののような気がします。

とは言え、効果がいつまでも出ないと心が折れてしまうということも事実ではあります。

その意味であれば、プールでウォーキングすることは私には適しているような気がしてきました。

何かしらの効果さえ実感できれば続けていくことができると改めて分かったような気がします。

そうは言っても、無理のない範囲でそれでいて弱すぎない運動をこれからも実行していきたいと思っています。

昔穿けたズボンにもう一度足を通せるような日を夢見ています。

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