プールで歩くのは腰痛に効果があるのか?(26日目)

プールで歩くのは腰痛に効果があるという話をよく耳にします。水中では浮力が働いて腰にかかる負担を軽減してくれるためだという説明です。

確かに、プールに来ている人の中にも「腰が痛いのでプールに来た」と言っている人が多いように感じます。

プールウォーキングは腰痛に対して少なからず効果的だと指摘する文献が存在するということもまた事実のひとつと言えるでしょう。

しかし、プールで歩くのは腰痛に効果があるとは必ずしも限りません。

水中歩行する際には、前進する運動では当然ですが身体の前側に大きな圧力が加わります。そして、背面側は圧力が相対的に弱くなります。

その結果、「反り腰」になる傾向が強まってしまい腰に負担をかけすぎる結果が待ち受けていると考える人も多いのが実状です。

反り腰になっている人は一見して正しい姿勢になっているように誤解されがちですが、実際のところは慢性的な腰痛と疲れがある潜在的な傾向を持っていると考えた方が良いでしょう。

背中が硬く反り返っていたりお尻が後ろに突き出しているようであれば要注意と考えた方が良いでしょう。

プールの中で背中をプールの壁につけて中腰の姿勢をとった場合に肩とお尻が壁にぶつかって背中が壁につかない場合は反り腰の疑いが高くなります。

この方法で反り腰かどうかを見極めらるとしている文献が少なからず存在するということ確かな事実でもあります

反対に後ろ向きに歩く場合は、背中や腰の部分で水を押すような状態で進むことになりますので「反り腰」は楽になるでしょう。

つまりは、プールウォーキングする際には数多くの歩き方の中から前進運動と後進運動を適度に組み合わせたプログラムにすることが腰痛の改善もしくは予防につながると考えても間違いではないでしょう。

二足歩行する人間にとっては、身体の構造上から考えて腰痛は避けられないものだと言う人もいます。

しかし、腰痛の大部分は歩くことが少なくなって筋肉の衰えや疲労が生み出すケースが多くて、これを改善するプールウォーキングの効果は侮れないでしょう。

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ストレスの影響

現代生活の中にはストレスという厄介なものがあちらこちらに見られます。

ストレスがたまると筋肉は収縮してしまい弾力性がなくなるというのが良くありません。これが腰痛を招いている原因の一つとも言われています。

ストレスが腰痛を招くことの無いようにするには、腰の周りの筋肉を強化するプールウォーキングを取り入れると良いでしょう。

柔軟性を増すように意識して正しい姿勢で運動することが大切です。

水中で運動することは精神面でもストレスの発散効果がありますから、積極的にウォーキングすると良いでしょう。

とは言え、腰痛の中にはプールでウォーキングすることが良くない病気もあります。

脊椎分離症や脊椎すべり症の場合は、良くないケースもあるようですからドクターに相談してから始めた方が無難だと思います。

プールウォーキングの効果

プールでウォーキングすることで腰痛が改善もしくは予防できる状態になるには2,3か月かかるという経験者の話を聞いたことがあります。

もちろん、人によってその効果の表れ方には差があるでしょうが試してみる価値はありそうです。

腰痛の人専用の水中運動のプログラムを実施している民間スクールもあるようですから、興味のある方は試してみるのも悪くはないでしょう。

それまで、コルセットに頼りきりだった人もそれが必要なくなったり、ぎっくり腰でも治ってしまったという話を複数の人から聞きました。

水の持つ影響力はやはり大きいものなのですね。

ダイエットの経過報告

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本日で26日目になるプールウォーキングですが前回の報告の時よりも体重は順調に減っています。というよりも、出来過ぎです。

今日の時点で70kgジャストにまで到達しました。結構好きなものも食べているんですよ。

スイーツ系で言えばシュークリームの3個を一気に食べたり、メロンもクォーターサイズをペロリです。ご飯も今まで通りに食べていても問題ありません。

プールを終えて水分補給する場合に、甘さのある飲料水を飲んでいるのですがこれも問題なさそうです。

食べたいものを食べながら痩せると言う基本テーマからは外れていない結果と言えるのではないでしょうか。

この前の経過報告からは、毎日1時間~1時間半歩いています。何だか少し、身体が少し軽くなったような気がします。

これが、「気のせい」でなければ良いのですが。

以降は2016年8月の追記です。

反り腰に関しては私も実際に経験しました。

パドビー(8角形の板でところどころに穴が開いたビート板)を左右に1つずつ持って交互に前に押しながら前進運動したときです。

ただ、自分では反り腰になっていると言う意識はありませんでした。トレーナーの先生に指摘されてはじめてわかったのです。

その後、なるべく前傾姿勢をとるように心がけましたがなかなか矯正できませんでした。

パドビーで水を押すと陸上で何十キロもの力を加えるのと同じ効果になりますから、無理もないことです。

それ以降は、パドビーは卒業しようと思いました。

でも、後ろ向きにパドビーを使うのであれば反り腰になる可能性は低くなりますから一度試してみたいと考えています。

何かの運動をして腰が少し重いとかだるいといった違和感をちょっとでも感じたら、即座にその運動はストップして正しく無理なくできているか確認した方が良いでしょう。

とは言っても、プールではビデオカメラなどの持ち込みは禁止されているのが普通でしょうから誰かほかの人に見てもらってチェックするのも良いでしょう。

腰痛を含めて身体のどこかに異常や痛みを感じたら、なるべく早く治療することが肝心です。

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私の通っているプール施設のあるビルには幸いなことにマッサージ・針灸をしてくれる治療院が入っているので、何か問題が出たら通いやすいと言うメリットがあります。

腰痛ではありませんが広背筋を傷めたことがあって治療院に1日おきに5回くらい通って完治しました。

保険適用ですと1回に1000円くらいで済みますから、ちょっと痛い出費ですが健康には代えられません。

特に年齢を重ねるほどに怪我は治りにくくなる傾向がありますから若い人よりも中高年の人の方が注意が必要でしょう。

このことを示唆する学術論文が少なからずあるという事実をここでも指摘しておきましょう。

深刻な怪我となって整形外科に通う羽目になるとそれまで続けてきた運動メニューも大幅に制限されてしまえば、ダイエットにも支障が出てくるかもしれませんし、何よりも痛いというのは避けるべき大きな課題であるということは事実でもあります。

今までの努力が水の泡にならないようにしたいものです。

努力を積み重ねるということはその人の人間性まで評価されるという誤った考え方が少なからずあるということは皆さんもすでに体験済みのことではないでしょうか。

実際のところは、各人の人間性と努力を繰り返すということの間にはまったく相関性はないのにも関わらずです。

難しいことは言わずとも、直感的に判断すればこのことの是非は誰にでも理解可能なことのひとつと言えるでしょう。

繰り返しあることを実行するのは本当はそれほど大変ではないとどこかに書いた気がします。

その想いは今でも揺らぐことはありませんし、何かを始めるということの方がずっと大変なことであると今でも確信していますが。

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