プールウォーキングのこんなメリットと効果
プールウォーキングには、いくつかのメリットが認められています。
このページでは私が気付いたプールウォーキングの優れているところをお話ししておきます。
これを見ただけであなたもプールでウォーキングしたくなるかもしれません。
季節や天候の影響を受けない
プールを室内の温水プールに限定すれば、季節や天候に影響されずに自分の都合でやりたいときにやれます。雨の日にジョギングしたり、雪道をウォーキングするのはつらいでしょうが、温水プールなら何の心配もいりません。
向かい風の日にジョギングするのは大変なことです。夜の時間帯ですと治安上危険のある場所を通らなければいけない可能性もあります。プールには室内照明がある上に監視員が常時様子をうかがってくれるので安心して運動に取り組めることでしょう。
プールの水温と清潔さは定期的にチェックされている
温水プールなら大抵のところは定期的に水温の確認と塩素濃度のチェックをしてくれています。私の経験では、プールウォーキングの途中でちょっとプールサイドに上がって股関節のストレッチを始めたら、「足がつりましたか?」と監視員が親切に声掛けをしてくれました。
日頃から同じプールに通うようになると自然に監視員の方からプールに関する有益な情報を得ることもできるでしょう。監視員の方と仲良しになることはメリットはあってもデメリットはありません。
プールには使用料がかかる・無駄金を使いたくない心理が好結果に
プールウォーキングにかかる費用については別途お話ししますが、基本的にプールの使用料はかかります。室外でジョギングするのはタダですが、費用がかかることをデメリットと感じる人もいることでしょう。
しかし、何がしかのお金を払っていると言うことはどうしてもそれに見合うだけプールを使い尽くそうと言う心理が生まれます。私の経験では結果的に、熱心にプールでウォーキングするようになります。つまり、ウォーキングの効果も出やすくなると言うわけです。
プールウォーキングは汗も気にならず、息切れもしないラクな運動
実際にプールの中でウォーキングしてみるとわかりますが、「汗をかく」という感覚はありません。水中なので汗をかいてもすぐに体から流されるためです。
でも、顔は別だよねと思う方もいらっしゃるでしょうが水中歩行用の専用レーンは通常1レーンしかないプールが多いです。そのため、水泳している隣のレーンから水が飛んできて顔に水がかかるのは日常茶飯事の状況になります。顔に汗をかいてもそれほど強く意識することはありません。
水温は自分の体温よりも低いのである程度「冷たい」気がします。場合によっては、「ぬるい」と感じるでしょうが水の中は快適です。黙ってプールに入っているだけでも心地よく感じるはずです。
そして、水温に対抗するように身体は働きますからエネルギーの消費も生まれます。この話は、また別な機会に説明しましょう。
また、水中では水の抵抗があるので思ったように早く歩くことは難しいです。せいぜい「速足」程度が精一杯です。結果的に息切れもほとんど起こらずラクな運動だと言うのが運動オンチの私の感想です。ジョギングや地上のウォーキングよりも遥かにラクなことは保証できます。
また、歩き方にはさまざまな方法があります。その中には水中で浮力が働いているからこそできる歩き方もあります。歩き方次第でスピードも変わりますし、鍛えられる身体の部位も少しずつ違ってきます。
バラエティに富んだトレーニングを組み合わせることが出来る点もプールでウォーキングする際のメリットでしょう。
私もこれから徐々に負荷の高い水中での歩き方を探していきますが、今のところ往復の50メートルは「ちょっとキツイ」と感じた運動は1つしかありません。ほとんどがラクな運動ですし、歩き方は自分で選べますから最初のうちはラクな歩き方を選んでも何の問題もありません。
流水の効果
流水の中ではさらに効果が現れる点があります。ストレッチやエクササイズを行うことで自分の目的に合った流水の速度を選んだり、流水を受ける身体の方向を変えてみることは有効な方法です。
腕や足、首筋などを手を使ってマッサージするのと同じ効果が流水では生まれます。具体的には柔軟性の向上や結構の促進などに寄与することになり免疫力の強化にも結び付くことでしょう。
いかがでしょうか。プールウォーキングに疑問を抱いていた方も少し安心できたのではないでしょうか。
ここでは、一般的なプール施設の構造や付属設備について説明しておきます。
プールの見学に出かける際の参考にしてください。
長さとレーンの数
スポンサード リンク
レーンと言う呼び名は以前は「コース」と呼ばれていたものです。
プールの長さはもちろんのことレーンの数については、50mプールと25mプールでは異なります。
オリンピックなどの国際競技で使用されるプールならば、長さは50mです。幅に関しては25mでレーンの数は10とされていますから1レーンの幅は2.5mということになります。
50mの公認プールの場合は、そこまで厳しくはなく幅は15m以上でレーンの数は7以上というものです。25mの公認プールでは、幅11m、レーンは5以上と定められています。どちらもレーンの幅には規定はされていません。
こうしたプールはそれほど多くないので、近い場所で探すと公営のプールでも長さ25m、幅8mでレーンの数は4(つまり1レーンの幅は2m)といった小規模のものも多く見られます。この場合、競泳用の飛び込み台はないケースが多いようです。
レーンの幅と一般的なルール
1レーンの幅が2mの場合、中央部分のセンターラインが30cmくらいの幅で設けられていることが多いようです。そして、この1レーンに対してセンターラインを境に右側を使用して往復に使う場合が目立ちます。つまり、自分が使える幅は片道の85cmということになります。
レーン同士は浮力のあるプラスチック製などのロープで区切られていますが、レーン内の中央のラインは床のタイルの色が違っているだけで移動しようとすればいくらでも反対側に移ることができてしまいます。
実は、これが他人との接触事故を招く大きな原因になっています。1か所のプールでウォーキング専用と定めてあるレーンはせいぜい1レーン程度しかないのが普通です。他のレーンはやはり水泳専用だったり、浅くして子供用にしているわけです。
曜日や時間帯によってはこの専用レーンの中で20人以上がウォーキングすることも珍しくありません。
25mの長さのプールであれば往復50mの中に20人入ると等間隔では前後2.5m離れて歩く計算になります。
しかし、実際には歩く速度もそれぞれ違いますから前の人に接近し過ぎないように気を使いながら、更に向かい側から戻ってくる人にも注意することが必要になります。
中には自動車の居眠り運転のように対向車線から自分の前に突然スーッと現れて衝突寸前という珍事に出くわしたこともあります。
滑りやすい場所と歩き方
先ほど述べたようにプールの床はタイルで作られていることも多く滑りやすい場所もあります。具体的には色違いの部分が滑りやすいと言う人もいますが、私にはそこまでは判断できません。
但し、例えば同じような公営プールでも滑りやすさ、滑り気の多さが全然違うケースがあることは経験的にわかっています。やはり、自分の足で一度ウォーキングしてみないと判断するのは難しいでしょう。
また、歩き方によっても足をとられてバランスを崩すことがあるのも確かです。浮足をしっかりと着地してから重心移動しないとケガをする危険性が高くなります。
ジャグジーやサウナが付属していることも
付属の設備としてジャグジーやサウナがあるケースもよく見られます。ジャグジーはプールでウォーキングした後に身体を休める効果がありますから、積極的に利用すると良いでしょう。
サウナに関してはその効果について私は懐疑的です。サウナに入るくらいなら、あと30分余計に歩くことを選びます。
以上のように一口に「プール」といっても色々な違いがあります。他にもレジャー用の「流れるプール」までありますから自分でプールウォーキングを実際に体験してからどのプールを使うのかを最終的に決める方が確かでしょう。
最低の条件としては、プールウォーキング専用のレーンが1つあるところを探しましょう。さもなければ、よほど空いているプールを見つけるか空いている時間帯を見つけるかしかありません。
他には公営のプールに多いのですが一定時間(例えば50分)経過するとホイッスルで合図して全員を強制的にプールから出して休息(例えば10分)をとらせるところもあります。
事故を心配したルールとは思いますがウォーキングしている者には迷惑な話です。この場合、せっかくの有酸素運動としてのプールウォーキングの効果が一旦ダウンしてしまいますからできれば避けたいところです。
こちらの記事もどうぞ!
スポンサード リンク
当ブログの人気エントリ一覧。おすすめです
- 浅いプールと流れるプールでウォーキング 11ビュー
- プールで歩く強力なトレーニング 11ビュー
- プールで一時間歩くカロリーについて 11ビュー
- プールウォーキングの専用シューズを使ってみた(34日目) 9ビュー
- 水中ウォーキングを都内でするには(36日目) 8ビュー
- 水中ウォーキングの後ろ歩きのやり方 8ビュー
- プールで歩く時間とやり方 7ビュー
- 水中の筋トレで腹筋を強化 7ビュー
- プールウォーキングで筋肉を鍛える(39日目) 7ビュー
- プールウォーキングの基本の歩き方 6ビュー
- プールで歩くのは腰痛に効果があるのか?(26日目) 6ビュー
- プールで歩くときの筋肉 6ビュー