体重が増えた(9日目)
とうとう体重減少がストップして増加傾向を示しだしました。
1昨日に比べてわずか100gですが体重が増加してしまいました。
原因がカツ丼セットの食べ過ぎになるのなら、これから挽回することも可能でしょうが他に理由はないのでしょうか。
体重増加の原因
身体がプールウォーキングに慣れてしまって負荷を感じにくくなってしまったのであれば、事は重大です。昨日は1.5時間と少し歩く時間を増やしたのにもかかわらずこの有様です。
他には、知らず知らずのうちに身体がラクになるような動きになっているのかもしれません。無意識のうちに負荷を軽くしている可能性もあるわけです。
慌てず騒がずもう少し様子を見た方がよいでしょう。最初に5日間で1kg減少した実績は決して小さなものではないでしょう。
今日は休館日
本日のプールは月に一度の休館日です。休館日には設備の点検やプールの清掃を行っているのだと思いますが、気になるのはプールサイドのタイルの間の目地の部分です。
休館日の後でもここに白い水垢のようなものがそのまま残っているのです。
どの程度の時間と人数をかけて清掃しているのかはわかりませんが、ちょっと不衛生のような気がしてなりません。
プール以外での有酸素運動
プールがない日、またはプールに出かけられない日にはどんな有酸素運動をすれば良いのでしょうか。
踏み台昇降をすればよいと言う人もあるでしょうが、私ではすぐに飽きが来そうな気がします。
筋トレとしてはスクワットが効果的だと言う人もいますので、今度一度確かめてみたいと思います。
どちらにしても、汗を流しながらの運動量でないと効果は出ないかもしれません。正直、気が重いです。
ラクに出来る有酸素運動はプールウォーキングの右に出るものはないのではないでしょうか。
股関節を柔らかくする
有酸素運動ではありませんが、今日はこれから股関節を柔らかくするトレーニングだけはしようと思っています。
大相撲の力士はほとんど全員が「股割」ができるそうです。
股関節を柔らかくすることが出来ればプールウォーキングでの歩幅を今よりも大きくすることが出来るでしょう。
これで運動量を増やすのが目的です。
実は以前から取り組んではいるのですが一向に柔らかくなりません。いや、少しだけ柔らかくなったでしょうか。
痛いのであまり積極的にやりたいという気持ちは湧きませんが、今日のような日はチャンスかもしれません。
足を横から回してくる前進運動と後退運動が綺麗に出来るようになりたいものです。
この2つはうまくできるようになれば運動量も間違いなく増える歩き方なので無視するわけにはいきません。
両足を横から回す運動の場合には、どうしても両サイドにある程度のスペースが必要になります。
そのため、向かい側から人が来るタイミングでは控えた方が良さそうです。
自分の後ろを歩いている人にとってもスローな動きになるので追い越してくれても結構という気持ちの余裕が必要です。
でも、無理に追い越すよりも素直にUターンする方が利口なのですが。
プールの温度と水流
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近頃、プールの温度が最初の頃よりも上がったような気がしてなりません。
おそらく夏場のピークを過ぎたので身体の温度と比較して温かいような気がするのでしょう。プールの水は循環していて側面の穴から水が噴き出しています。
ときどき、そこで水流に負けてバランスを崩す人もいるようです。プールの中は本当に水の流れがいろいろとあります。
側壁から反射してくる水流もありますし、向かい側からの人が作り出すものもあります。
一定の静かな流れだけかと考えていると大間違いです。特に、隣のレーンのバタフライは強敵ですから注意するように気を使っています。
水中ウォーキングを続けていくとそれまで通りには体重が減少しなくなる日がいつか訪れることでしょう。
この場合は、体力がついてきた証拠と考えられますからこれまで以上に運動量を増やしていく必要性が高まってくることが予想されます。
とは言え、体調が悪い日にはいつもと同じ運動をしても心拍数も上がらずに困ることもあると思われます。
そういう日には、身体がきついのを我慢してプールウォーキングを続けることなくすぐに中止した方が賢明だと思います。
こうした場合には、心拍数をモニタリングしていると体調がある程度把握できるので無理をせずに運動を打ち切ることもできるでしょう。
脂肪が身体から排出されるメカニズム
実は、先日非常に興味深い記事を見つけました。
体重を減らすということは脂肪を体外に排出することであり、それは最終的な形態としては呼気(呼吸で吐く息)に2酸化炭素(CO2)の形で含まれる。
つまり、体重を減らすためには呼吸が平常時よりも荒くなる必要があり、そのためには膨大な量の空気を取り入れて取り出す必要があるというような内容でした。
この内容は、私にとって衝撃的なものでした。今まで私は体重が減るのは汗をかいて水分が出ていくのだろうと漠然と思っていました。
というよりも、それ以外の排出する手段が思いつかず汗で体が軽くなるという説明さえ具体的に真剣に考えたこともありませんでした。
呼気に含まれる二酸化炭素で体脂肪が減るという説明が本当に正しいのかどうかは今の私には判断する力がありません。
しかし、これが事実であれば途方もない量の空気を吐き出さなければ体重を減らすことができないという点は容易に想像できました。
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そこで、実際に体重を減らすために必要な空気の量を概算ですが計算してみましたのでここでご報告します。
内容としては高校レベルの化学の知識があればご理解いただけると思います。
計算の方法
まず、化学の世界では原子や分子(二酸化炭素は分子です)を取り扱う際に理解やすいようにMOL(モル)という単位を使います。
どんな原子や分子でも1MOLはアボガドロ数と呼ばれる数字の数だけ集まったものを意味します。
具体的なアボガドロ数は,6.02×10^23個です。もう少し、わかりやすく言えば6という数字の後ろにゼロが23個並んだ数が1MOLです。
これからの話にはアボガドロ数は直接関係してきません。ただ、前提条件として途方もない数の原子や分子が集まって、やっと取り扱えるのだなと覚えておいてください。
1MOLの重さ
さて、アボガドロ数の数の原子もしくは分子が集まるとどんな物質でも同じ重さなのかと言えば、それは違います。
原子や分子ごとに1MOLの重さは決まっています。炭素原子(化学記号のC)の場合は1MOLで12グラムです。
酸素(化学記号のO)の場合は16グラムです。水素(化学記号のH)は1グラムです。これを元に簡単な計算を行ってみます。
すると、二酸化炭素(化学記号はCO2)であれば、1MOLで12グラム+16グラム×2=44グラムと計算できます。
水(化学記号のH2O)であれば1MOLで1グラム×2+16グラム=18グラムということになります。
実はここで着目しなければいけないのは、この2つの重さではありません。二酸化炭素に含まれる炭素の重さです。
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炭素としてはあくまでも1MOLで12グラムですから、1MOLの二酸化炭素を吐き出せば12グラムの炭素が吐き出されるということになります。
1MOLの気体の体積
さて、ここからはもう一つの考え方を説明しなければいけません。それは「理想気体」という概念と「ボイル・シャルルの法則」です。
これを組み合せると、どんな種類の気体であっても標準的な気圧で標準の温度であればある一定量の体積になるという仮定が成り立ちます。
話を少し省略しますが、1MOLの気体は22.4リットルの体積なるということが言われています。
厳密な話をすれば少し数字は違ってくるのですが、今は1MOLの気体は22.4リットルであると言うことにさせて下さい。
すると、12グラムの炭素は気体にすると22.4リットルとも言えるわけです。もう少し踏み込んで言えば、12グラム体重を減らすためには22.4リットルの気体を吐き出す必要があるということになります。
反対の表現をすれば、12グラムの体重減少のためには22.4リットルの酸素ガスが必要になるとも言えます。
これは、脂肪というものは有機物であって有機物の主な構成元素は炭素、水素ということなのでやっと体重の話に戻れるようです。
体脂肪は酸化されると二酸化炭素と水になる
有機物(体脂肪)を燃やす(燃焼する)ということは実は最終的には完全に酸化されると二酸化炭素と水に分解されると言っても良いでしょう。
人間は呼吸することで酸素を体内に取り込んで二酸化炭素として排出しているということになります。
さて、人間が通常吸い込んでいるのは空気です。空気の中で一番多く含まれているのは窒素ガスです。二番目が酸素ガスです。酸素ガスは空気中に21%含まれていると言われています。
しかし、取り込んだ酸素が100%二酸化炭素になって排出されるわけではありません。実際に使用されるのは取り込んだ酸素のうちの一部だけです。残りは酸素ガスのまま息を吐く時に戻っていってしまいます。
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この事実があるからこそ、マウス・トゥー・マウスの人工呼吸で溺れた人に息を吹き込む行為も意味を持っているわけです。
具体的な数字としては、吸気の成分は、酸素が約21%に対して呼気の成分は、酸素が約16%です。
つまり、空気中の5%の酸素しか体内に取り込めていないということになります。
言い換えれば、1MOLの酸素ガスを体内で消費するためには22.4÷0.05=448リットルの空気を吸い込むことに相当するということになります。
これを吐き出される炭素の側から表現すると「12グラムの炭素を吐き出すためには448リットルの空気が必要」とも言えるわけです。
すると100グラム体重を減らすためには、100÷12×448=3733リットルの空気を吸い込んで吐き出す必要があるということになります。
たった100グラム体重を減らすためにこの量が必要なのですよ。びっくりしませんか?私は正直なところ驚きました。
1立方メートルで1000リットルですから、その量の多さに驚くのではないでしょうか。
人間は眠っている間でも呼吸しています。それによって体温の維持など基礎代謝の部分を担っているわけです。
今回計算した数字は、この通常の呼吸量の他にこれだけ息を増やさなければいけないということですから本当であれば確かに息が荒くなるくらいの運動をしないと追いつかないという話も理解できます。
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