Polar A360とプールウォーキング
新しい心拍計が発売
私がPolar製のA300を購入してから数日後にA360という新製品が発売されました。
どうも、購入するタイミングを間違えたようです。少し気持ちがブルーになりました。
新製品の大きな特長としては、A300が「バカデカイ腕時計」でちょっとフォーマルな場所には持っていきにくいと感じるのに対して、A360はリストバンドタイプで実にデザインがシンプルでカッコイイという点が挙げられます。
その上、A360は手首で心拍測定機能を内蔵した製品で心拍センサーであるH7を胸に装着しなくても利用できると言うのは非常にうらやましい点です。
A300を購入後に心拍数を測定していますが時折、心拍数を「取り損なう」現象に悩まされていますので、センサーと本体が一体化されているのであれば通信障害などの発生の可能性が低いことが期待できそうです。
デメリットはお値段でしょうか。A300HRと比べればA360はおよそ1万円くらい高いようです。
でも、このスマートなデザインは魅力です。
WR30の防水というのも私の条件をクリアしていますし、フルカラーのTFTディスプレイにタッチする製品である点も優れています。
重さもA300の48gよりも10g以上違ってきます。
これはサイズによって違ってくるのですが、A360の場合は手首で心拍数を測定する関係上3種類のサイズを用意していて手首への密着度が最適なものを選ぶ必要があります。
問題は、「腕の動きが多いスポーツ、寒い環境でのトレーニング、水泳などの場合は、手首での心拍数測定に影響を及ぼす可能性があります。」となっている部分です。
水中ウォーキングで使用可能なのか微妙なところです。冬場のノルディックウォーキングも寒いので誤動作するかもしれません。
問い合わせ内容
以上の点を踏まえて、一度POLARに問い合わせて見ようと考えています。以下はその文面です。
いつもお世話になっています。A300HRを11月10日にアマゾンから購入した者です。
利用開始時点から心拍数の「読取不良」が10分~20分に一度程度発生しています。
画面上にはハートマークの横に「--」と数秒間表示されます。場合によっては数分に及ぶこともあります。
主な運動としては、水中ウォーキング(アクアフィットネス)、ノルディックウォーキング、踏み台昇降(その他のインドア)の3つです。
陸上の運動でも水中の運動でもこの不具合は同じような頻度で発生しています。
また、水中、陸上を問わず運動する場所は複数で行っていますので、何らかの障害物による電波障害で不具合が起きているとは考えにくいと思います。
H7センサーに関しては、一度本体側の画面に「センサー電池少」と表示されましたので交換しましたが状況は改善されませんでした。
センサーの取り付け位置を指定されている位置よりも上下左右に数センチ程度調整して試してみましたがうまくいきません。
また胸ベルトの締め付け具合も色々試していますが改善傾向は見られません。
本体もしくはH7センサーの不具合の可能性もあるのかもしれません。何か対策案をご提案ください。
特に無いようでしたら製品の不具合の可能性も考えられますから交換を希望します。
交換を依頼する手順をご連絡ください。
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A360に関して
新製品のA360にも関心を持っています。本体とセンサーが一体型なので今のような障害が発生しない可能性が高いのではと考えられるからです。
しかしながら、「腕の動きが多いスポーツ、寒い環境でのトレーニング、水泳などの場合は、手首での心拍数測定に影響を及ぼす可能性があります。」との一文を御社のサイトで目にしました。
水中ウォーキング(アクアフィットネス)では、結局H7を併用しなければ正しく心拍測定できないのでしょうか。
また、ノルディックウォーキングでは最低温度マイナス5℃となる環境でも使いたいのですが、この場合もH7を併用しないと使用できないのでしょうか。
以上、48時間以内の回答を希望します。よろしくお願いします。
昨日メールで回答が届きました。前回よりも早い対応をしていただいたようです。
言われたようにやってみたいと思います。
以下にその内容の一部を掲載しておきます。
A300とH7心拍センサーのペアリングはお済みでいらっしゃいますでしょうか。
お済みの場合には、一度ペアリングを解除していただき再度ペアリングをしていただけますようお願い申し上げます。
心拍計測の不具合は、Softストラップベルトに起因している場合がございます。
ストラップベルトはご使用に伴い電極部分の通電が弱くなり、計測ができなくなることがございます。
ストラップベルトが原因の場合にはSoftストラップを新規購入していただくことで改善されます。
心拍計選びは難しい
心拍計選びは実に難しいものがあります。現在使用しているポラールのA300HRも完璧と言う訳ではありません。
水中でも陸上での測定でも長時間測定していると必ず信号を取り損なうのか数値が急激に以上に低下する現象は続いています。
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最初の頃は本当に心拍が下がったのかと誤解して運動強度を必要以上に上げてしまい、数秒後には逆に狙っている心拍ゾーンを遥かに超えた数値となってしまい慌てたものです。
そして、このような現象は私だけの問題ではないことがアマゾンのレビューなどを見ていくうちにわかってきました。
何もポラールだけに限りません。FITBITでもGARMINでも同じような報告が見つかるわけです。
こうなると果たして工業製品として心拍計はどうなの?という疑問さえ湧いてきますが、一度使用し始めたら手放すことはできなくなりました。
ポラールの場合、陸上と水中とでは必ず設定変更する必要がありますし、常時心拍を測定しているわけではなく自分でスタートとストップをしなければいけないという面倒なところもあります。
しかし、常時測定しているような機種だとバッテリーの減りが早くて大変だと言うデメリットもあるわけです。
私の場合は、最初にポラールを使ったので毎回のスタート、ストップはこんなものかと不自由も感じることはありません。これが当たり前になっています。
チェストバンドさえほとんど常時(眠る時も含めて)装着しているのに慣れてしまいましたが肌が合わない人には苦痛かもしれません。
時がたてば、もっと確実に測定出来て手軽に扱える機能が当たり前になるのかもしれませんが現状ではどのメーカーを選んでも何らかの不満が残りそうです。
心拍測定は日常の体調管理をする上で非常に強力な武器になることは確かなのです。
もちろん、ちょっとしたことで数値が変わると言う面はあります。
例えば、メンタル一つとっても非常に緊張している状態ですと確実に心拍数は上昇します。
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呆れるくらいの数値が表示されます。
怒りという感情が数値化されていくのを自分の目で見ると我に返って笑ってしまうケースもあるくらいです。
絶対的におススメできる心拍計が存在しない今であっても心拍計を購入することがプラスに働くことはお伝えしておきたいと思います。
科学的にトレーニングを積むための必需品と言っても過言ではないでしょう。
ウォーキング(ノルディックを含む)やランニング(ジョギングを含む)をある程度長時間行う際には頼りなる存在なのは間違いありません。
シューズの次に購入したいのが心拍計かもしれません。
陸上のトレーニングだけしかしない方にとっては選択可能な機種もそれだけ増えますから前向きに検討されることをお勧めします。
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